「プロフ」への書き込み原因か?中3生バットで殴られ重体
2008年4月24日毎日jpより
「千葉県柏市で中学3年の男子生徒(14)=同県流山市=が、無職少年(17)=柏市=に金属バットで殴られ重体となった事件で、生徒がプロフィルサイト(プロフ)に「(少年を)やっちゃうか」などと書き込んでいたことが分かった。生徒の仲間もこれに応じる書き込みをしており、県警柏署はプロフでの中傷が事件につながったとみている。」
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この事件報道で「プロフ」というワードを初めて知った方も多いと思います。
昨日はマスコミの方からこの件に関してコメントをと電話取材を受けましたが、いつもながら急に返答を求められ、考えもまとまらないままお話しさせて頂き、その一部が活字となるわけですが、表現しきれなかった私個人の色んな思いを書かせてもらいます。
まず、「プロフ」が悪の温床であるような書き方をされている事に違和感があります。
世間一般で「学校裏サイト」というワードはかなり周知されてきましたが、「プロフ」はそれほどではなかったのでしょう。
私は「学校裏サイト」も「プロフ」も子ども達のネット上のコミュニケーションスペースとして存在する同等のものだと考えています。だから、今回の事件も起こるべくして起きた・・・というのが正直な感想です。
「プロフ」は「プロフィールサイト」の略で、【住んでいるところ】【学年(職業)】【好きなタレント】【好きな食べ物】etc. もともと用意されている設問に入力していけば、自分の自己紹介ページが作成できるというものです。
その中に「掲示板」や「足あと帳」などの機能を有するものがあり、閲覧した人がメッセージが残せたりするのです。
ここでコミュニケーションが生まれますね。
「子ども達に有害なのは学校裏サイトだけじゃなく、プロフもだったのか?!これは子どもに禁止令を出さなければ」と戦々恐々とした思いの保護者の方もいらっしゃるでしょうが、思春期のお子さんをお持ちならば是非ご自分で「プロフ」というものをご覧になってください。
検索すればどのようなものかわかると思います。
今子ども達は「学校裏サイト」や「プロフ」だけではなく、個人ホームページやブログ、ゲームサイトのプロフィール等、あらゆるツールを使って自己発信をしています。
それらを全て禁止すればいいのでしょうか?
私はこのような悲惨な事件を起こさない為に必要なのは、ネットモラル教育だと思います。
子ども達は実社会での経験が未熟です。ネットの中では文字だけでコミュニケーションをしなければいけません。
思いを上手に伝えきれなかったり、思わぬ勘違いをさせたりするでしょう。当然トラブルも起きます。
書き込みをしている時に自分の前にあるのはパソコンや携帯のモニターです。閲覧者の顔は見えません。
増幅された感情をぶつけまくった事を書き込みしても、公開は簡単。「送信」ボタンをクリックするだけです。
読んだ人がどのような感情を持つのか、どのような事態を巻き起こす可能性があるのか、想像する時間がそこにないのです。
もちろん過激なわいせつ表現、自殺、薬物、犯罪、暴力など、青少年の成長を妨げるサイトをブロックする為のフィルタリングは必要です。
しかし、インターネットを動かしているのはあくまでも人間であると言うこと。
ネット社会でも実社会と同じく、人を傷つける行為をしてはいけないと言うこと。
文字だけのコミュニケーションのむずかしさ、危険性を教育しなければ、根本的な解決に繋がらないと思っています。
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