雑記

虐待死ゼロのまちをめざして

昨日エルガーラホールで開催された子ども虐待防止シンポジウムに参加した。

この福岡市でも昨年度は虐待死亡者数が過去最高の6人を記録している。

開場は様々な世代の参加者で埋め尽くされ、立ち見まで出たほど。
それぞれの心の中に「もう死なせない!」という決意があり、虐待を防ぐために何ができるのかを求めての参加だったと思う。

基調講演は児童虐待に詳しい川崎先生のお話し。

シンポジウムは福岡市こども総合相談センター所長、保健福祉センター所長、小児科医、助産師会会長、乳児院院長、民生委員児童委員会長を、子どもの村副理事長の坂本雅子先生がまとめていた。

この福岡でも虐待問題について横の連携が出来つつある事を確信したが、行政、関連団体がいくら頑張ってもゼロは難しい。市民一人一人の目や思いやり、声かけ、取り組みが欠かせないとも感じた。

そういう私も息子の10ヶ月検診の問診票に「子育てを楽しいと思いますか?」の項目に「いいえ」と書いた経験がある。

昼夜を問わず泣き止まない子どもと向き合い、心も体も疲弊していたのだと思う。

あの頃、生計を立ててくれるダンナがいなければ、孫の顔を週1は見に来ていた両親がいなければ、子育ての悩みを共有できるママ友がいなければ、私だって更に窮地に立たされていただろう。

シンポジウムで最後に朗読されたメッセージを記載しておく。

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虐待による子どもの死亡事件があとを絶ちません。
こんな悲しいまちにしないために、私たちに何ができるか、考えましょう。

想像してみましょう。
抱きしめてもらいたい母親に、突き放された、その子の悲しみ。
ほほえんでもらいたい父親に、置き去りにされた、その子の恐怖を。

耳を傾けてみましょう。
死んでしまったその子が、命をかけて訴えたかったこと。
短い生涯を終えなければならなかった、その子の無念に。

思い出してみましょう。
泣きやまぬわが子に、思わずイライラした、あの日。
涙によごれて眠ってしまった顔に、胸しめつけられた夜のことを。

思い出してみましょう
わが子の誕生に感動して、涙したあの日。
つらいときに私たちの心を癒してくれた、あの笑顔を。

私たちに何ができるか、話し合いましょう。
そして、立ち上がり、できることから行動しましょう。
市民も行政も、地域も企業も、そしてメディアも。

あらゆる人に呼びかけます。
「虐待死ゼロのまちをめざすネットワーク」にどうぞあなたも参加してください。

?福岡市子ども虐待防止活動推進委員会?

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命の大切さを感じる、知る教育を小さな頃からしていかねばならないと思う。

でなければ、子どもが産まれても「親」になれない。

我が身に困難が降りかかってきた時に、子どもを盾にし、子どもの存在を無きものとし保身をしようとする。

子どもはどんなに小さくても1人の人間。人権がある。

子育てをしてきた私たちだからできる事だってある。おせっかいと思わず、新米ママに声をかけていこう! インターネットが普及し、リアルなコミュニケーションが希薄になっている今の時代だからこそ、おせっかいが必要です。

※子育てに悩んでいる人に教えてあげてください。近所に心配なお子さんがいたら知らせてください。

電話相談窓口

こども総合相談センター(えがお館)24時間受付
092-833-3000

NPO法人ふくおか・こどもの虐待防止センター(F・CAP-C)10時?14時毎週火・水・土曜日
092-738-7404

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2010 年 8 月 11 日

夏休み前にフィルタリングのことを考えよう

子どもにとって大の楽しみ、夏休みも目前です。私達親も40日近い休みが欲しいもんですね(笑)

夏休みは子どもだけでインターネットを使う時間が増えます。インターネットを介したトラブルも増える時期です。

ご家庭のパソコンはフィルタリングをかけていらっしゃいますか?
かけているつもりでも、実は利用期限が切れてしまってかかってなかったというご家庭はありませんか?

子どもさんの携帯でインターネット閲覧はさせていますか?「うちの子の携帯、フィルタリングかかってるのかしら」と知らない親御さんもいらっしゃいます。

私も子ども達から直接相談をされることがあるのですが、「家で一人でインターネットを使っていて、お金を請求される画面が出た」と驚く子がけっこう多くいます。

ほとんどの場合がワンクリック詐欺の画面だと思いますが、ウイルスが仕掛けられている事もあるし、もしかしたら子どもがわけもわからず何かの契約手順を踏んでいるかもしれません。

請求画面が出た子達は「家に怖い人が請求に来るの?」と、心底おびえています。
親御さんにも相談できず、一人で苦しんでいます。

フィルタリングは100%ではありませんが、有害サイトをブロックしてくれます。

年齢に応じたフィルタリングをかけた上で、インターネットを使わせ学ばせる。
面倒でも、子どもを傷つけない為に必要なことです。

いくつかフィルタリング関係のサイトをご紹介しておきます。

(パソコン)
デジタルアーツ社 iフィルター
Yahoo!あんしんねっと

(携帯)
docomo
au
Softbank

子ども達がゲームを楽しんでいるDSやWii 、PSPやPlaystationからでもインターネットに接続できます。

うちは携帯持たせてないし、パソコンはリビングで目の届くところでやっているから大丈夫と思っていたけど、子ども部屋でゲーム機を使ってインターネットをしている事を親は知らないということもあります。

ちなみにゲーム機には「ペアレンタルコントロール」といって、インターネット接続ができないようにする機能や、ゲーム機専用のフィルタリングも市販されています。

楽しい夏休みを過ごすために!我が家のインターネット環境をもう一度点検してみてください。

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2010 年 7 月 14 日

子どもにわかるように話す

今日家族で晩御飯を食べながら、息子が話してくれた事がとても面白かったので記しておきます。

息子 中3。道徳の授業でのこと。

先生が「吉本新喜劇に烏川耕一(ウカワコウイチ)さんというツッコミの達人がいる」と言って、授業で吉本新喜劇を見たそうです。

子ども達は学校でお笑いが見れるなんて!と、さぞ喜んだことでしょう。

授業の締めは「ボケがたくさんいる中のツッコミは笑いになる。ボケが1人でツッコミがたくさんだといじめになる」というお話しだったそうです(息子から聞いたうろ覚えなので正確さに欠けますが・・・)

その道徳の時間はクラス毎に違う内容だったそうなので、先生オリジナルの授業だったのだと思います。

私は先生に拍手をしたい気持ちで一杯になりました。

いじめの問題を吉本新喜劇で考える。すごい発想です。

家に帰って家族に話したいと思うほど、子どもの心に大きな物を残したのです。

ネット内でコミュニケーションする時に、ついついキツイ言葉になってしまったり、攻撃的になる事があります。日頃温厚な人でもです。

誰かが鋭利な言葉を発した時、便乗して暴言を吐く人もいます。

それを読んだ人の気持ちを考える事なく、無責任にキーボードを叩き、Enterを押しているのでしょう。

子ども達のネットいじめも、最初っから「いじめてやろう」と思ったわけではないのに、書き込みが増えるうちに結局誰かを傷つけてしまったという場合もあると思います。

その場がツッコミばかりになってしまったのです。

あるスクールカウンセラーの先生がおっしゃっていた言葉を思い出します。

「子どもに禁止を命じるのは簡単。でも単に禁止をしただけでは、子どもの中に欲求が残ってしまう。なぜそれがダメなのかをきちんと【子どもにわかるように】説明してあげてください」と。

いじめが何故いけないのか、携帯電話を今あなたに持たせないのは何故なのか、きちんと親の考えや気持ちを伝えないといけないんですね。

親の側は「そんな事、言わなくてもわかるだろう」と思っているかもしれません。しかし自分の子どもの年齢を考えて見てください。たった○年しか社会経験がないんです。

子どものネット問題も、最終的には親子のコミュニケーションが重要と言われます。

パソコンやインターネットが苦手でも、心配している気持ちを伝える。一生懸命伝える。きっと子どもの心に届くと信じています。

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2010 年 6 月 22 日

女性の安全・安心を考えるシンポジウム

先日女性の安全・安心を考えるシンポジウムに参加してきました。

前半『性犯罪被害にあうということ』の著者である小林美佳さんの講演。
小林さんは2000年性犯罪事件に巻き込まれました。
自転車に乗って帰宅途中、車に乗っている男性から道を聞かれ、そのまま車に引きずり込まれレイプされてしまいました。

事件のことはきっと思い出したくない悲しい現実。それでも大勢の前でお話しされ、性暴力被害者への理解と支援を訴えます。

背の高い普通のOLさん風の小林さん。ただ訥々とお話しされます。レイプにあう時に耳元でカッターの刃を出す「カチカチ」という音が聞こえた事。車に乗っていた複数の男性の会話。警察に被害を届けた時、被害者であるのに(しかも事件直後)色々な角度から写真を撮られた事。つらい現場検証。

家族にも職場でも被害に遭った事を話せず、自分を汚いものと感じ生きてきた苦悩。

性暴力は「魂の殺人」とおっしゃった言葉が胸に重くのしかかりました。

私の住む福岡県は性犯罪発生率全国ワーストに名を連ねます。
警察への被害届の3?5倍の事案があると説明がありました。
しかし小林さんが被害者支援に乗り出しホームページ上でメールアドレスを公開したところ1300人から「同じような体験をした」との声があり、その中で警察へ届けたのはたった10人。
それだけ性犯罪被害は申告しにくいものだと実感しました。

後半は小林さん、福岡県警の女性警察官2名と林田スマさんが壇上に上り、会場参加型のシンポジウム。

会場からは「このようなシンポジウムで護身術等の話しをする前に、男性に向けて、『性犯罪をするな』という教育を広めるべきだ」との声も。

小林さんも自身の体験から「防犯、防犯を言われると、身を守れなかった自分を責めてしまう」とおっしゃってました。

会場は書ききれないほどの怒りとやるせなさに満ちた意見交換が続いたのですが、私はこんな事を考えていました。

「女はレイプされたら喜ぶらしい」というあり得ない勘違いをしている若い男の子が増えていると聞いたことがあります。

つい先ごろ、海外から非難の声を浴び続けてきた日本の性暴力ゲームが業界の自主審査機関により製造・販売を禁止されました。

しかし依然としてインターネット上には暴力的なもの、過激なもの、様々な性の情報があります。女性を陵辱するようなシーンを動画で見ることもできます。
子どもでもそれらを見ることができるのです。

小さい頃から当たり前のようにそのようなコンテンツを目にしては、人権だの男女共同参画だのと教育されてもピンとこなくなるでしょう。

日本の児童ポルノの問題も深刻であるにもかかわらず、審議されていた法改正がこの衆院解散で見送られてしまいました。

女性保護の観点だけではなく、援助交際など自分の性をお金に換えようとする感覚を持つ子も増えています。性に関するボーダー(壁?)がなくなりつつあるのが怖いのです。それがインターネットの影響だと言わざるを得ない状況にある事が悲しいのです。

全ての性に関するコンテンツをなくせ!と言っているのではありません。これからのインターネットサービスやコンテンツは、利用者の住み分けが必要だと思っているのです。フィルタリングだけでなく、全てのネットユーザーは子どもも見ている事を意識して情報を発信していかなければいけないと思っています。

子どもは生まれた時から様々なデジタルツールに囲まれており、感覚だけで操作をすることができます。大人が有害サイトを「見てはいけない」と言っても、クリック1つで(見たくなくても)見てしまえるのです。

思春期に性に興味が出てくるのは当然のこと。しかし、その時期には男女の性の違いを理解したり、他者を思いやる気持ちを知る大事な時期です。決して「レイプ?おもしろそ!」なんて思って欲しくないのです。

小林さんが被害に遭った後、誰にも話せず苦しい思いをしていた時、インターネットで同じような思いをした仲間と出会ったそうです。そこから様々な経緯があり被害者支援にまで辿りついたのでしょうが、インターネットがあったからこそ救われた
人も多くいるはずです。

このインターネットというツールを今後どのような文化として成長させていくかは、ユーザー1人1人の手にかかっているのではないでしょうか。特にこれからの社会を担う子ども達に、どのようにインターネットと関わらせていくかは、私達大人に与えられた大きな命題だと思っています。

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2009 年 7 月 29 日

思春期の子どもへの接し方

ずっと「親がもっとインターネットを使って知る事で、子どもへの理解と説得力が生まれる」と言い続けてきましたが、最近これにも限界を感じています。

やっぱり親世代の機械への苦手意識はそう簡単にぬぐえるものではないと思います。

それで!

もっとハードルを下げて、「何かあった時に子どもに相談される親になろう」を課題に考えてみたいと思っています。

我が息子も中2。回りのお父さんお母さんからは「急に子どもが口きいてくれんくなった」と言う声が増えました。思春期ですもんね。

当たり前の成長だとは言え、急に子どもの事がわからなくなり親も不安。PCや携帯を扱い出して余計に不安、という悪循環なんじゃないでしょうか。

要するに、インターネット云々以前の親子関係がうまくいっているかどうかも重要なポイントだと思うんです。

私も親としては未熟ですが、私なりに息子に接する時に気をつけていることがあります。

1)子どもの話しは最後まで聞こう!
会社のクレーム対応部署と同じです。異論・反論があろうとも、一通りアウトプットさせることが大切。

2)できれば、おもしろがって聞こう!

自分の母の事を思い出します。
私の母は、私が学生時代帰宅して学校の話しをすると、一緒に大笑いをしながら話しを聞いてくれました。
私は「お母さん、このネタだったら笑うだろうな?」と、また色んな話しをしていた記憶があります。一緒に笑ってくれるって嬉しいですよね。

3)子どもの言うことに、「それは違うよ」と伝えたい時は、お腹が満たされている時に言う!

我が息子は体育会系の部活で、帰ってきた時にはお腹がペコペコです。
時にはプレーがうまくいかなかったとか、チームメイトの誰々がこんな風だからダメなんだとか、ネガティブな発言をすることがあります。
その時はひたすら「うんうん」と相槌を打って聞いています。
晩御飯を食べて「さっき、なんであんなに怒ってたの?」と聞くと、息子本人も「そうやねぇ・・・なんでやろう?」と言うこともしばしば。

落ち着いてから「チームメイトに対する気持ちを伝える時は感情的になってはいけないよ。まず自分に置き換えて無理な要求をしてないか考えんといかん。上手に伝えることができるかできんかで、良いチームになれるか、逆になるか分かれるよ」と話すと、わりと素直に聞いてくれます。

4)酔っ払って説教しない。

お酒を飲むとどうしてもくどくなりますから^^;

自分が子どもだったらどう思うかな?をいつも考えます。
話しをしたい親かな?って。何かあった時相談したくなる親かな?って。

皆さんは子どもさんに接する時にどんなことに気をつけていますか?

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2009 年 7 月 6 日
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