子どもネット研の第6期活動報告書が公開されました。
研究会は当初から子どものネット利用は「段階的」に活用範囲を広げていくべきだと提言していますが、今やネットデビューとほぼ同時に機器越しのコミュニケーションを経験するというのが現状です。
それを踏まえた上で、どのようにコミュニケーション範囲を広げて使わせるべきかという事を調査研究し、理想とするモデルを作成しています。
「LINEがしたい、Twitterがしたい、動画共有アプリに載せたい、そして自分もコメントしたい」ネットの楽しさを本能的に知っている子どもにとっても大人同様当然の欲求です。
しかし、機器ごしのコミュニケーションは大人でも難しい。
難しいという事を子どもは意識していない為にトラブルも多発します。
ネットの活用能力を高める為には、コミュニケーションスキルは不可欠です。
それを下支えする為に、【閲覧のみOK】→【家族間でネットのやり取りをしてみる】→【顔を知っている友人とのやり取りを許可する】→【顔を知らない相手とのやり取りを許可】と順を追って経験させるべきであるという考えです。
これからネット社会を生き抜く子ども達に必要な力を段階的に提示しています。
詳細な解説は下記リンクの『第六期活動報告書』にあります。参考にして、今いちどお子さんのネット利用について考えてみませんか。