小学校低学年の男の子を持つパパから聞いたお話しです。
休日には釣りを楽しむ仲良し親子だそうです。
おうちでの息子さんのネット利用は時折YouTubeでアニメを見ているなど。
その息子さんがある釣り名人のブログに夢中になり、「この人みたいに釣りたい!」と一層熱を上げるようになったそう。
そして「この人のYouTubeがあるはずだから、見つけてくれ」とパパに頼んできたそうです。
大人は必ずしもこのブロガーさんがYouTubeに動画をアップしているわけではないということがわかりますよね。
でも子どもですから、その仕組みは理解していないのです。
小学生に「どんなことにネットを使っているの?」と聞くと、皆本当にYouTubeが大好きです。
ただ、動画の内容の真偽やその年齢にふさわしいものかどうかの視点は当然ありません。まだ子どもですもの。
YouTubeだからと全てを否定する必要はないと思いますが(良質のコンテンツもあります)、関連動画を辿って見せたくないものを見せてしまったり、夢中になりすぎてやめられないというのはやはり考えもの。大人がある程度、子どもの目に映るものを選別してあげる必要はあると思います。
先頃 YouTubeがYouTube kidsの日本での提供を開始したとのニュースが流れました。
YouTube Kids の日本での提供を開始しました
https://youtube-jp.googleblog.com/2017/05/youtube-kids.html
タイマー機能がついていたり、工夫が見られますね。YouTube Kids を大画面で見ようということも推奨されています。
これは子どもねっと会議所でもおすすめしています。
小さな画面を見ることで心配する視力の低下だけではなく、親がどんなものを見ているか把握できるメリットもあります。
見せるコンテンツを選ぶ、環境を整える・・・少し手がかかりますが、色々な悩みや不安が軽減されるのであれば、そして何より子どもがネットを使っても夢や世界を広げつつ成長できるのであれば、その手間はムダにはならないはずです。