2013年7月11日宇美東中学校PTA教育講演会に呼んで頂きました。
夜7時から始まった会には、多くの保護者、地域関係者、先生方がお集まりでした。
数年前まで講演会と地域集会を別日に設けていたそうですが、同じ日に開催するようになったとのこと。
いくら夜の集まりとは言え、保護者は仕事から帰って晩御飯の用意をし、慌てて出かけてこられるのだと思います。
(私も経験があります。PTA活動や地域の話し合い等、夜のお出かけはそれなりに大変なのです)
多少時間が長くなっても同日に2つの行事が行われるということは参加者にとっても助かるはず。
そのような工夫は大事ですよね。
ネットトラブルの現状をお話しする中で、皆さんには「今の子ども達はネットという逃げ場がある」という事を認識してもらいたいと思っています。
特に思春期の子ども達は自分でも説明のできないようなイライラやムカムカ、悩みを抱えるものです。
私達が思春期の時は、何が何でも現実社会の中でそれらを克服するしかなかった。
今の子ども達は、しがらみも後腐れもないライトな人間関係で構成されているネット社会の中に逃げ込める場所があるのです。
講話後の校長先生のお話しで、「顔も見えないインターネットの中の人間関係より、家族や地域、学校といったつながりの方が素晴らしいということを子ども達に示していかなくてはいけない」とありました。
まさに私達が伝えたかった事を皆さんへ投げかけてくださったと思います。
子ども達へ、あなたを可愛いと思い、悩んだ時は一緒に悩み、心配をし、助けたいと思っている事を「伝わるように」話していきましょう。
少々ネットの事に疎くても、私達大人はたくさんの経験をし、知恵も持っているのですから。
がんばりましょう!