中高生ネットフォーラムin北九州が開催されました

2016/12/17 ウェルとばたにて「中高生ネットフォーラムin北九州」が開催されました。
子どもねっと会議所も主催の福岡県青少年インターネット適正利用推進協議会の委員としてお手伝いをしてきました。

北九州地区や近辺の学校から中学生13名、高校生54名が集結。
10グループに分かれ、「気づこう!考えよう!スマホ・ネット利用のマナー」をテーマに議論しました。

福岡県では昨年と今年の夏”高校生ICTカンファレンス”を各方面にご協力頂き福岡市で開催しました。
今回はその手法を学び、県独自の運営で北九州地区で開催したのですが、過去最高の人数と熱気に包まれ、白熱した議論が交わされました。

グループ熟議の中で青少年のネット利用の問題点を洗い出すと、どのグループからもトラブルの原因となる行動が次々出てきます。つまり彼らはどこに気をつけたら良いのか十分わかっているのです。

議論をまとめ、プレゼンのスライドを短時間で作成し発表した内容の一部をご紹介すると・・・

アプリを開発してはどうか→「感情コントローラ」「こっちみてアプリ」
「判断する」→「規則を作る」→「共有する」のサイクルを作る
良い使い方を「意識」する事で変われる。
集団心理を利用する→SNS等で悪口を言えない空気作りなど

10代ならではのアイデア満載の充実したプレゼンテーションでした。

今回のように他校の生徒との議論は、友達や先生の目を気にせず、思い切り本音をぶつけあえるよい機会だったと思いますし、校種(中・高)混在したことで、数年後の自分の姿を見通せた中学生もいたでしょう。高校生は過ぎてきた中学校生活をふり返り、下の世代へどう伝えていくかを考えてくれたことと思います。

ほどよい疲れと興奮を感じたような顔をして、帰り際に連絡先を交換していた生徒たちを見ると、コミュニケーション力の低下とは無縁のように思えました。あとはネットの中での行動にそれを活かしたり、トラブルの原因となる行動に気づいていない友達に伝えていって欲しいと思います。

ご参加の皆様、お疲れ様でした。

グループ熟議の様子 付箋が目一杯貼られています。
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