先日小学校の保護者向け講演中に3DSの保護者による使用制限についてご説明をしたのですが、講演が終わってひとりのお母さんに声をかけられました。
3DSを購入して使い始めようとした時、「保護者の方が設定してください」とメッセージが出るので子どもから渡されて、よく意味がわからないまま「次へ」「次へ」と進んでみた。
しばらくたって自分が外出中、子どもから「したいゲームができない」と電話がかかってきて何か設定が関係あるのだろうと思ってはいたが、帰宅すると子どもなりに何か設定を変えてみようとしたようで、「お母さん、あれはもういいよ。できないみたいだから」と諦めていたとか。
なんでもかんでも使えるわけじゃないと理解できたようでよかったとおっしゃていました。
任天堂さんも一時期盛んにテレビCMをしていましたが、ゲーム機を子どもに使わせる場合は親が「保護者による使用制限」の項目を設定する必要があります。
http://www.nintendo.co.jp/parents/index.html
このお母さんのように「次へ」「次へ」で進むと全ての項目が制限された状態になります。
どの項目をどう設定したら良いかわからない場合は、とりあえず全て制限した状態で使わせ、子どもからクレームが出た時に設定を見直すという流れがいいでしょう。
任天堂さんのHPでも動画で設定方法を見ることができます。参考にしてください。
http://www.nintendo.co.jp/support/3ds/guide/index.html
設定した覚えがないのにすでにお子さんが3DSを使っている場合は、今一度お子さんの3DSのスパナのアイコン(本体設定)から、保護者による使用制限がどのように設定されているか見直してみましょう。
もちろん設定する際のパスワードは子どもに予測されるようなものにはしない。しっかり親が管理しましょうね。
(Wiiも保護者による使用制限項目があります。SONYのPlay Station製品もペアレンタルコントロールという設定があるので確認しましょう)