保護者が子どもの写真をネットにアップすることについて

青少年のネット問題の某会議で「保護者のリテラシーは上がってきている」と発言しました。
私の年代の保護者は、そもそもネットを盛んに使っていない、だからわからない、子どものことは更にわからないネット苦手世代だったと思います。
でも今の若いパパママ世代は、ご自身でもそこそこネットを活用するので、ネットの利便性危険性はある程度理解ができていると。
 
ただ若い世代の保護者でも、子どもにどう使わせるのか或いは使わせないかの物差しを持っている人はまだ少ないでしょう。
だから今までのようにネットやスマホの危険だけを声高にとなえる啓発ではなく、子育ての一環、しつけとして考えられるようアシストしていくべきだと私たちは思っています。
 
でも学校関係者からは「行事に来た保護者が、自分の子どもだけじゃなく、人の子どもまで写り込んだ写真や動画を無断でネットにアップして、学校が注意喚起をしなければいけない。保護者のリテラシーは決して高いとは言えない」と現場の切実なご意見がありました。
 
ごく少数でもいただけない行動をとると、保護者みんながそんな目で見られるのですよね。
それが不適切だと気づいていない人に、気づいている人が教えてあげる。そんな輪を広げていかないといけませんよね。
 
自分の子どもの写真をネットにアップすることはどうかな。
それぞれの価値観だと思いますが、友達限定の公開であっても子どもがある程度の年齢になったら本人に断りを入れたほうがいいんじゃないかな。
子どもだって自分の写真が知らないところで見られているのを嫌がる子もいるでしょうから。
そういうことをきっかけに親子でネットに個人情報を公開する事について話しあったり、お互いの知識を持ち寄ってもいいですよね!