福岡市西区の愛宕校区自治協議会青少年育成委員会で講演をさせて頂きました。
青少年育成委員会では、青少年の健全育成をはかるため、イベントや、非行防止活動等を行なってくれています。
月1回行われる定例会内で2回に分けてお話しをさせて頂きました。
委員会は町内から選出された委員さんの他、PTA役員さん、学校の先生、公民館館長さん、区役所職員の方等、年齢もお立場も様々です。
最後に皆さんからご意見を頂いたのですが、既に子どもさんが成人されている方の体験談や、Wi-Fiに関するご質問など上がってきました。
現役保護者の方からは、上の子は携帯を持たせているがさほど興味を示しておらず、依存傾向もない。逆に自分が操作に困った時に聞いたりして親子のコミュニケーションにもなっていると。しかし下の子が携帯を持つようになったらどうかわからないので、考えなくてはいけないとの声も。
そうですよね、兄弟でも興味関心が全く違いますもんね。
しかし、依存とまではいかなくても、はまってしまう子とはまらない子は何が違うのでしょうね。
話しはズレるかもしれませんが、息子が小学校の頃DSにはまった時期がありました。時間を決めても守れない。暇さえあればDS。
どうすればいいのだろうと悩んでいたのは冬休み。だんだん暖かくなって春になると、ゲームを忘れ、以前のように外で友だちと遊ぶようになりました。
中学時代は体育会系の部活に熱中し、帰りも遅く精魂尽き果てていましたから(笑)パソコンを触る時間も気力もそうありませんでした。その頃は携帯は持たせていませんでしたし。
そんな姿からリア充であるということは大事なんじゃないかなと、ぼんやり思っていました。
ただリア充になりたくても、子どもが遊べる場所は非常に少ない。しかもあちこちに不審者が現れたと情報が飛び交います。難しいですよね。
熱中できるものがあっても悩みは抱えます。ネットの接触時間が短くても、たった一度訪れたサイトでトラブルに巻き込まれることもあります。考えだすと堂々巡りで結論は出ないのです。
保護者としての責任を放棄するわけではありませんが、今の時代、子どもを安心して育てる為には多くの方の力を借りなくてはいけません。
今回のように、地域活動に携わる皆さんが一緒に考えてくださったのは非常に心強いことです。
愛宕校区青少年育成連合会の皆様、本当にありがとうございました。