2013/12/5 北九州市立高見中学校の校長先生からお声かけ頂き、校区(2小1中)の保護者、及びに地域関係の皆様向けに講演をさせて頂きました。
高見中学校には一昨年、今年と二年続けて生徒向け講演をさせて頂いております。
次は保護者向けにとお話しを頂いていたのですが、校長先生から日程調整のご連絡を頂いてからはあれよあれよという間に事が運び、翌日には配布プリントの原稿チェックが来て驚きました。日頃から小・中、また学校と保護者間の連携が密になければ不可能なことだろうと思います。
当日は夜七時からの開催にも関わらず会場は満席に近い参加で、保護者の皆様の関心の高さを伺わせました。
講演に先立って高見中では携帯電話等の利用について生徒にアンケートをされたそうで、講演冒頭は校長先生がその結果や考察をプレゼンテーション
なさいました。
私も頂いている時間にぎっちりの内容を詰め込みお話ししましたが、皆様へ「保護者間で話題にしよう」ということをご提案しました。
子どもにどう使わせていくか判断する物差しを持つ為に、「おたくはどう使わせている?」と話題にしてくださいと。
その中では失敗談の共有も必要と言いました。思春期の子どもに向き合うって想像以上に難しいし、ことデジタル機器のことなんて子どもの方が先んじていると思えばなかなか口出しできず、一人で不安に思っている、うちの子どもだけ言うことを聞かないと思っている親御さんは多いのです。
まずは不安なのは自分だけじゃないと知ることからスタートだと思っています。
そして子どもの関心はどこに向いているのか、トラブルは起きていないのか、身近な保護者間で情報共有をしましょう。子どもが「みーんな使っている」と言っているものがクラスの数人だったりすることもあると思います。
講演後は会場の内外で我が家失敗談で盛り上がるグループがいくつも花を咲かせていたそうです。身の回りの保護者が手を組んで、子どもに向き合っていただけると嬉しいです。
ご参加の皆様、本当にありがとうございました。