福岡市情報教育研究委員会で研修講師をさせて頂きました

2013年6月3日 福岡市小学校の先生方で取り組まれている情報教育研究委員会で情報モラル教育に関する研修としてお時間を頂きお話しをさせてもらいました。

事前に情報教育にお詳しい精鋭された先生方のお集まりだと聞いており、緊張とは無縁の私も若干の汗をかきながら、子どものネット利用の最新事情と学校現場での情報モラル教育に役立てて頂きたい内容をお話しいたしました。

学校でも子どもの安全なネット利用の為に情報モラル教育が行われています。
この委員会の中では、どのようなカリキュラムを組めば効果的なのか、情報活用能力を養うことができるのか、子どもの生きる力に繋がるのかと活発に議論が行われていました。

私達保護者にとっては非常に心強いことですが、今の子ども達は私達が経験してこなかった教育を多く施されていると感じたことはないですか?
交通安全教室等は私達が子どもの頃からありましたが、キャリア教育、薬物乱用防止教育等・・・。情報モラル教育もそうです。
外部講師を招いて専門家の話しを聞く授業も行われていますが、そこに至るまでもその後も子どもの理解が深まるように現場の先生方がたゆまない努力をされ成立しています。

世相を反映して教育の形が変わっていくとしても、親の私達が何もかも「学校で習うからおまかせ」ではいけないと思うのです。
特に性教育やこのネット問題等は、できれば親が目を背けたくなる内容です。
しかし、その子一人ひとりの性格や成長を見極め接することができるのは家庭ならではです。
親として「あなたにこう育って欲しいと思っている」という気持ちを話してみましょう。
ネットに精通していなくても大丈夫。心配している気持ちをまずは伝えてみましょう。
わからない事や不安な事があったら相談してねと声をかけるところが第一歩だと思います。
急速に変化する社会の中で育っている子ども達が、その渦に飲み込まれ自分を見失わないように、繋いだ手綱を長くしたり短くしたりしながら、親も一緒に成長できるといいですね。


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