北九州市立横代小学校で児童向けインターネット安全教室

2011年11月6日北九州市立横代小学校で5,6年生対象インターネット安全教室をさせて頂きました。

その日は学校公開週間で、日曜参観が行われていました。
3,4時間目を使って子ども達へお話しをし、後方で保護者の皆様にご参観頂きました。

まずは今みんなが使っているインターネットのほとんどは大人が使う事を想定して成り立っており、子ども向けのものはごく一部だと言うこと。そこには大人には見抜けても、10年足らずしか生きる経験をしていないあなた達には見破れない危険もあり、実際に心や体を傷つけられる子ども達が多く存在するという事を話しました。

インターネット上のほとんどは文字だけでコミュニケーションをします。キーボードさえ打てれば子どもだって簡単にできる事ですが、自分の考えや感情を文字だけで伝えるということは非常に難しいという事。そして知らない人とネット上で会話やメールをする事の危険性。またはネットの情報の信憑性等について話しました。

何度も言ったのは「何か困った事が起きたら自分だけで解決しようとせず、必ず身近な大人に相談して欲しい」という事です。

できるだけわかりやすくスライドやビデオ教材を使って説明したつもりですが、今聞いている事と、家庭で自分が開いているサイトを置き換えて理解してくれているだろうか、帰り道ずっと考えていました。

他の講演会でも幾度となくこんな場面がありました。
「ネットに何か書き込みをした事ある人いますか?」と聞くと数人しか手が上がりません。しかし具体的に今流行しているコミュニケーションサイトの名前を出して使っているかを聞くと多くの子が手を上げるのです。「自分が使っているのは掲示板じゃなくてゲームサイトだし、チャットだから違う」という認識だと思います。

限られた時間の中で大きなインターネットの中を説明するのは非常に難しく、私共が抱えている問題の1つです。しかし今後も創意工夫を重ね、子ども達のよりよき成長に結びつくよう頑張ろうと思います。

私の問いかけに積極的に発言してくれた横代小児童の皆さん、本当にありがとうございました。元気でかわいかったです。
そして日曜参観と合わせてこの講演会を企画し、私共にお任せ頂いた先生方にも心より感謝いたします。


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