保護者視点で考える子どものLINEトラブル2

メールは送っても相手がいつ読んだかわかりませんがLINEはわかります。
LINEでメッセージを送って相手がそれを読むと【既読】と表示されるからです。
LINE1

子どもはこれを見ると待てません。
「既読って出てるのになんで返事くれんと?!」
「無視かよ!!」
逆のパターンで「既読表示が出てるから何がなんでもすぐ返事しなきゃ」もあります。

昔、子ども達がメールのやり取りを始めた頃「3分ルール」というのがあると親を驚愕させましたね。
3分以内に返事がこないと「つきあいが悪い」と怒り、「速攻レスするのが友情の証」という感じで互いに互いを縛りあい、結果大事な友達をなくしていくのです。

今は・・・ツールがメールからLINEになっただけで、本質は変わっていないようです。
子ども達にとっては『すぐに返事が来る=大事にされていると感じる』なのでしょう。

自己肯定感が低いと言われる現代の子ども達。
自分は誰かに大切にされていると実感していないのでしょうか。私も親として我が子を思い、悩むところです。

メッセージの着信音が鳴ったからスマホを開いて読んだけど、今は返事を打つ状況ではないとか、考えてお返事したい場合がありますよね。
残念ながらそういう相手の状況や心理を思いやるというステップは省かれてしまうようです。

自分で自分を大切に思う事ができなければ、他人を思いやる事もできない・・・と何かで聞いたような気がします。
既読の表示を見て返事がこない事に怒り狂う子ども達に私達親は何を教え伝えるべきなのでしょうか・・・。

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